■ 絵本棚、いつのまにかパンパン…
「気づいたら絵本が増えていて、本棚に収まらない」
「子どもが気に入っていたから手放せない」
「でも場所もないし、下の子にとっても適齢期がバラバラ…」
我が家は4歳差の姉弟育児中。
趣味も性別も違う2人の子育てでは、絵本の“いる・いらない”の見極めが難しいと感じてきました。
だからこそ、思い切って決めたのが…
**「買うときに手放すタイミング=出口を決めておく」**というルール。
今回はそのルールをブログで整理してみました。
■ 手放しやすい絵本ジャンルと、目安のルール
◎ 知育・スキル習得系
- 例:数字・色・形・アルファベット・時計・トイレ・あいさつ・生活習慣など
- 理由:目的が明確なので、理解&習得したら役目終了
- 手放し目安:
┗「子どもが理解・習得できたら」
┗「下の子も読み終えたら」
◎ 一発ネタ・ウケ狙い系
- 例:うんち・おなら・変顔・しかけなど
- 理由:年齢が上がると飽きやすい、ハマる時期が限られる
- ポイント:気に入っていたものは1〜2冊残し、卒業へ
◎ 簡易な図鑑・情報系
- 例:動物・乗り物など、写真少なめ/文字少なめの図鑑
- 理由:成長とともに詳しい図鑑に興味が移行
◎ 読まれなかったシリーズ巻
- 例:人気シリーズの中で反応が薄かった巻
- 理由:シリーズ全部は残さなくてOK。よく読まれた本だけで十分
■ 迷いやすいジャンルは「状態」と「使用頻度」で見極める
▲ しかけ絵本・音の出る絵本
- 壊れやすいけど、下の子には人気の可能性もあり
- 状態が良ければ残す、ボロボロなら手放す選択肢も◎
▲ キャラ絵本(アンパンマン・しまじろう等)
- 人気はあるけど卒業も早い。弟妹・孫世代にも人気
- 残すなら数冊に絞って、他は卒業を意識
■ 最後まで残したくなる絵本たち(厳選してOK)
- ストーリーに心を動かされたもの(感動・笑い・共感)
- 絵が美しい・芸術的
- 家族の思い出がある絵本
- 季節・行事の定番(お正月、七夕、クリスマスなど)
これらはあえて「保存枠」を設けても◎
収納スペースを先に決めておくと、溢れすぎ防止になります。
■ 小さな工夫で、手放しやすくなる
「この絵本は何のために買ったんだっけ?」と
目的を一言メモしておくと、役目が終わったタイミングを可視化できます。
■ おわりに|ルールがあれば、心が軽くなる
「もったいないから捨てられない」
「思い出があるから残したい」
そう思うこともたくさんありますが、目的を持って手にした絵本たちには、それぞれの役目があります。
役目を終えたら、誰かに譲ったり手放すことで、次の本が入ってくる余白が生まれるかもしれません。
■ おすすめの“役目が終わったら手放しやすい”絵本一覧
上の子が2歳の頃、「あかまる」にハマっていて、毎日のように読んでいました。
色・形・大小・数量などの基本的な概念を、この1冊で楽しみながら自然と学べたのがよかったです。
ボードブック仕様で丈夫なのも、2歳前後にはありがたいポイントでした。
「くうぴい」シリーズも我が家では大活躍。
かたづけ・トイレ・おやすみ・はみがきの4冊をそろえていて、どれもお気に入りでしたが、特に「かたづけ・はみがき・トイレ」は破れが出るほど読み込んでいた記憶があります。
生活習慣の導入にちょうどいい内容で、親子で繰り返し読みやすかったです。
🔹一発ネタ系・ウケ狙い系
「すしん」は、家族みんなでゲラゲラ笑いながら読むために買った絵本。
読み手の表現力が試されるような内容で、大人もつい本気になって読んでしまうタイプのおもしろ絵本です。
ただ、“今の流行”という感じが強い絵本でもあるので、長く手元に残しておきたいかと言われると微妙なところ。
下の子が読まなくなったら、潔く手放すつもりでいます。
【「いちにちうんち」シリーズ】
動物のうんちにまつわる雑学が詰まっていて、大人が読んでも「へぇ~」となる一冊。
でもそれ以上に、幼児って本当にうんちネタが大好きなんですよね…。
わが家でも何度も繰り返し読みました。
下の子もハマる予感しかしないので、これはしばらく手放せなさそうです。
🔹シリーズの中で読まれなかった巻
【ももんちゃんシリーズ】
これは実は、母(私)がハマって買ったシリーズ。
ただ、子どもの反応はそこまで…だったかも?
でも、「どんどこ ももんちゃん」だけは思い出深くて、
長女が1歳の頃に「どんどこ」のリズムに合わせて頭をうんうん動かしていた姿が本当にかわいくて…。
この一冊だけは、思い出として残そうかなと思っています。
コメント